クライアント確認事項:F-CORP-007 契約管理 表示範囲
1. 背景
契約管理画面(F-CORP-007 法人管理者向け/F-SITE-007 事業所管理者向け)は、自分たちが今どんな契約を結んでいるか、いつまで有効か、何事業所・何アカウントの枠を持っているかを確認する画面です。
設計を進めるなかで、「金額をどこまで見せるか」「事業所管理者にも他事業所の情報を見せるか」など、見せる情報の範囲を業務判断で決める論点が出てきました。これらは「現場の管理者がどこまで知るべきか」という運用ポリシーの問題で、私たちの判断だけでは決められません。
2. 現状・課題・影響範囲
2.1 現状
- 「最初の受講開始日」(マイページに表示する累計実績)のデータ取得元が要件書に書かれていません。
- 契約金額を「総額のみ」表示するか、「事業所×単価×事業所数」の内訳まで表示するかが未定義です。
- 事業所管理者向けの F-SITE-007 で、契約金額そのものを見せるかどうかが未定義です。
- 同じく F-SITE-007 で、他事業所の情報まで見られるか、自事業所のみかが未定義です。
- 契約に関する操作(事業所追加・アカウント追加・更新同意など)を Phase1 でどこまで実装するかが未定義です。
2.2 ご相談したいこと
契約情報の表示範囲は、社内の権限分掌(誰に何を見せていいか)と直結します。御社の業務ルールでご判断ください。
2.3 この判断が関わる場所
- 法人管理者の契約管理画面(F-CORP-007):金額表示、操作機能の有無
- 事業所管理者の契約管理画面(F-SITE-007):金額閲覧可否、他事業所の見え方
- マイページの「最初の受講開始日」表示
3. 確認ポイント
Q1
「最初の受講開始日」はどこから取得しますか?
法人管理者のマイページに「最初の受講開始日:2023年4月1日」のような実績表示があります。
A
契約管理データから(契約開始日のうち最も古い日付)
現場ではこうなります:登録された契約情報の最古の開始日を表示します。
良いところ:データ整合性が取れます。契約管理の延長で運用できます。
気になるところ:旧サイトでの受講開始日とずれる可能性があります(移行範囲によります)。
現場ではこうなります:登録された契約情報の最古の開始日を表示します。
良いところ:データ整合性が取れます。契約管理の延長で運用できます。
気になるところ:旧サイトでの受講開始日とずれる可能性があります(移行範囲によります)。
B
クライアント側で手入力
現場ではこうなります:「最初の受講開始日」専用の入力欄を用意し、御社で各法人ごとに登録します。
現場ではこうなります:「最初の受講開始日」専用の入力欄を用意し、御社で各法人ごとに登録します。
C
表示しない
現場ではこうなります:マイページから本項目を削除します。
現場ではこうなります:マイページから本項目を削除します。
Q2
契約金額の表示方法はどうしますか?
A
総額のみ表示(例:「契約金額:¥1,200,000(年額)」)
良いところ:シンプルです。
良いところ:シンプルです。
B
内訳まで表示(例:「¥240,000/事業所 × 5事業所 = ¥1,200,000」)
良いところ:算定根拠がわかります。
気になるところ:単価の変更があった場合のメンテナンスが必要です。
良いところ:算定根拠がわかります。
気になるところ:単価の変更があった場合のメンテナンスが必要です。
C
金額を表示しない
現場ではこうなります:金額情報は社内別系統(経理)でのみ管理し、本画面では契約内容のみ表示します。
現場ではこうなります:金額情報は社内別系統(経理)でのみ管理し、本画面では契約内容のみ表示します。
Q3
事業所管理者(F-SITE-007)は契約金額を見られますか?
A
見られない
現場ではこうなります:事業所管理者の画面では金額欄が非表示になります。
良いところ:金額は法人内の機微情報のため、事業所単位の権限から隔離できます。
現場ではこうなります:事業所管理者の画面では金額欄が非表示になります。
良いところ:金額は法人内の機微情報のため、事業所単位の権限から隔離できます。
B
見られる
現場ではこうなります:法人管理者と同じ金額情報が表示されます。
現場ではこうなります:法人管理者と同じ金額情報が表示されます。
Q4
事業所管理者(F-SITE-007)は、他事業所の情報まで見られますか?
A
自事業所のみ
現場ではこうなります:「自事業所のアカウント数」「自事業所の契約状況」だけが見られます。
良いところ:事業所ごとの権限が明確に分かれます。
現場ではこうなります:「自事業所のアカウント数」「自事業所の契約状況」だけが見られます。
良いところ:事業所ごとの権限が明確に分かれます。
B
法人内の全事業所が見られる
現場ではこうなります:他事業所の状況も確認できます。
良いところ:法人横断の状況把握ができます。
気になるところ:他事業所の機微情報(アカウント数・進捗)が見えます。
現場ではこうなります:他事業所の状況も確認できます。
良いところ:法人横断の状況把握ができます。
気になるところ:他事業所の機微情報(アカウント数・進捗)が見えます。
Q5
Phase1 では契約に関する「操作」をどこまで実装しますか?
契約管理画面では、「事業所追加申請」「アカウント枠追加申請」「年度更新同意」「解約申請」などの操作ボタンが想定されています。
A
閲覧のみ(操作はすべて事務局へのお問合せ)
現場ではこうなります:現在の契約状況の確認のみで、変更したい場合はお問合せフォームから連絡します。
良いところ:実装シンプル、誤操作リスクなし。
気になるところ:法人管理者が自分で行動できないため、利便性は低くなります。
現場ではこうなります:現在の契約状況の確認のみで、変更したい場合はお問合せフォームから連絡します。
良いところ:実装シンプル、誤操作リスクなし。
気になるところ:法人管理者が自分で行動できないため、利便性は低くなります。
B
閲覧 + 申請(事務局へのリクエスト送信)
現場ではこうなります:「事業所追加申請」「年度更新同意」などのボタンから、事務局宛の申請(問合せレコード)が作成されます。事務局側でWP管理画面から承認・処理します。
良いところ:法人管理者の利便性と、事務局の最終承認権限の両方を担保できます。
気になるところ:申請の処理フローを事務局側でも運用する必要があります。
現場ではこうなります:「事業所追加申請」「年度更新同意」などのボタンから、事務局宛の申請(問合せレコード)が作成されます。事務局側でWP管理画面から承認・処理します。
良いところ:法人管理者の利便性と、事務局の最終承認権限の両方を担保できます。
気になるところ:申請の処理フローを事務局側でも運用する必要があります。
C
その他(具体的に)
4. 私たち(開発側)からのおすすめ
- Q1=A(契約開始日の最古値)/Q2=A(総額のみ)/Q3=A(事業所管理者には非表示)/Q4=A(自事業所のみ)/Q5=B(閲覧+申請) を推奨します。
- 根拠は次のとおりです。
- Q1: 契約管理データから自動取得することで、運用負荷とデータ整合性のバランスが取れます。
- Q2〜Q3: 金額は経理情報のため、表示はシンプルにし、事業所管理者には共有しない方が現場の権限分掌に整合します。
- Q4: 事業所単位の権限を明確化することで、他事業所からの情報流出リスクを抑えられます。
- Q5: 申請ベースなら誤操作リスクを抑えつつ、法人管理者の利便性も担保できます。